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8月23日(土)/晴・猛暑

ご無沙汰、です。昨日、今日、この夏一番の暑さですが、お元気でしょうか?

先日、友人に誘われてちょっと韓国へ行ってきました。

特に目的があった訳でもなく、いま放映中の「冬のソナタ」探訪のパック旅行に便乗しました。

滞在中は毎日雨と低温であまりいい旅ではなかったのですが、素晴らしい青磁の茶碗や書道用具を見つけたのはラッキーでした。青磁の焼き物は韓国が本場で、李朝の青磁などはとても貴重で、世界的に有名です。

私は、勿論、新作物しか買えませんが、日本でなら5万円はする茶碗が9000円。それに、筆は大中小5種類のいたち毛の筆が2500円。一本の値段かと思ったら、5本の筆全部で2500円です。急に欲が出て、大筆や小筆、墨、印材など、どっさり買い込んできました。しかも、韓国では買い物は値切るのが一般的らしいのに私は言い値で買うものだから、店の主人の方が恐縮して大幅に値引いてくれます。

韓国の通貨はウォン。1万ウォンが1000円です。数十万ウォンも買い物をすると、大変な散財をしたように思いましたが、考えてみると3万円ほどしか遣っていません。今度行く時には、予め通貨感覚をしっかり頭に入れ、余計な物には目をくれずに、最高の焼き物や書道用具に目的を絞って旅を楽しもうと思いました。

それにしても、日本はどうしてこんなに物価高なのでしょうね。特に、趣味のものとなると法外としかいいようがないほどの高値です。私が買った狼毛の大筆など、日本で買えば2万円はします。それが15000ウォン、すなわち1500円です。2000円で買った墨は1万円はするでしょう。韓国に限らず、世界中のほとんどの国と比べても、日本の物価高は驚異的です。或るアメリカ人が、日本は犯罪的な物価高だといっていましたが、本当にその通りです。物価は、社会や経済や流通の仕組みに根深く関わるものですから一概に批判はできませんが、国際的に見て、日本だけが経済感覚がずれているような気がしてなりません。

まあ、ぼやきはこの辺で止めておきましょう。

先日、舵社から「その先の海」の連載最終の校正が送られてきました。9月5日発売の10月号を以って本当に連載が終わってしまうのだと思うと、とても淋しい気がしました。それでも、このホームページでは、削除することなく全文連載してくれますので救われる思いです。因みに、現在HPに掲載中の部分は、全編のやや半分辺りですので、まだまだ先は長いですよ。

舵誌の方では、次号で終結させるために物語を大幅に割愛したり短絡したりしました。そのために、全体の繋がりが唐突だったり不自然になったりする部分が見受けられましたので、最後の部分はそれなりに書き直しました。それでも勿論物語の流れがスムーズになったとはいえません。舵誌を購読されている方は、その辺りを含んでお読みください。

まだ暫くは残暑が続きます。夏負けは秋口に現れるものです。どうぞご自愛ください。

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